研究を止めているのは、科学ではありません。分断されたシステムです。
CTMS、eTMF、QMS、検体管理、在庫、解析。ひとつの研究を動かすために、いくつのシステムに同じ情報を入力していますか。私たちは科学者として同じ壁にぶつかり、それを解くために MAESTRO をつくりました。
現場の時間を奪っているのは、研究そのものではなく「システムのつなぎ作業」です。
ライフサイエンスのソフトウェアが分かれているのは、科学的な必然ではありません。ベンダー側のビジネスモデルの都合です。そのしわ寄せは、いつも現場に届きます。
同じ情報を、何度も入力している
試験管理、文書管理、品質管理、検体管理、在庫管理。それぞれ別のシステムに、同じ被験者・同じ施設・同じ日付を入力し直す。入力のたびに、不一致の種が増えていきます。
本当の情報は Excel の中にある
高額なシステムを導入しても、進捗の実態は誰かの手元の Excel にある。最新版がどれかを確かめる作業が、毎週のように発生します。
査察・監査のたびに、組織全体が止まる
必要な文書を集め、版を突き合わせ、抜けを探す。査察の前の数週間、最も経験のある担当者が資料集めに費やされます。
連携の費用が、機能の費用を超える
システムを増やすほど、インターフェース開発・維持・再バリデーションの費用が積み上がる。予算の多くが「つなぐこと」に消えていきます。
予算に合わせて、必要な機能を諦めている
大手ベンダーの製品を一式そろえられる組織は限られています。多くのチームは、本来必要な機能を諦めるか、手作業で埋めるかの選択を迫られています。
データがサイロ化し、AI を活かせない
分断されたシステムに散らばったデータからは、横断的な予測も異常検知もできません。AI 活用の前提そのものが失われています。
ひとつの基盤の上で、研究が最初から最後までつながる。
一度入力した情報が、試験管理から文書、品質、検体、在庫、解析まで流れていく。そこに私たちが目指している姿があります。
5つのシステムに、同じ情報を入力する
一度入力すれば、関連するモジュールすべてに反映される
査察の2週間前から、全員で資料を集める
毎日が査察に対応できる状態のまま維持される
ベンダーごとに問い合わせ窓口が分かれている
ひとつのチームが、責任を持って全体を見る
予算に合わせて必要な機能を諦める
必要なモジュールから始めて、後から広げていける
データがサイロに閉じ込められている
統合データ基盤の上で、AI が分類・検知・予測を担う
現状の把握から、稼働まで。4つのステップで進めます。
すべてを一度に入れ替える必要はありません。最も負担の大きい業務から着手し、段階的に広げていく進め方をおすすめしています。
- 01
1. 現場を理解する
製品の説明から始めません。まず貴社の業務フロー、制約、規制対応の状況を伺います。どこに時間が消えているかを特定することが出発点です。
- 02
2. 最短の導入計画を設計する
どのモジュールから始めるか、どのデータを移行するか、現行のワークフローにどう合わせるか。投資対効果の高い順に並べた計画をご提示します。
- 03
3. 構築・移行・バリデーション
Excel、CSV、SharePoint、既存システムからの検証済みデータ移行を行い、GAMP 5 に沿ったバリデーション文書とトレーニングをご提供します。
- 04
4. 運用し、改善を続ける
稼働後も監視・サポートと透明性のあるロードマップで伴走します。現場のフィードバックを反映したリリースを継続的に行います。
5つの製品。ひとつのデータ基盤。
本来つながっているべき業務を、別々の製品として売らない。それが私たちの開発方針です。各モジュールは単独でも導入でき、組み合わせるほど価値が増していきます。
MAESTRO Clinical Trials — 臨床研究プラットフォーム
CTMS、eTMF、eISF、QMS をひとつのシステムに統合。試験の進捗、必須文書、品質イベントが同じデータ層の上で連動します。
- 施設横断のリアルタイム進捗・登録状況ダッシュボード
- eTMF 完全性スコアと不足文書の自動検知
- モニタリング訪問と是正措置のクローズまで追跡
MAESTRO ECMS — 文書・教育・コンプライアンス
管理文書、力量記録、バリデーションパッケージ、品質ワークフローを、査察に耐える単一の記録システムに集約します。
- 版管理と電子署名を備えた管理文書
- トレーニング記録と力量管理の一元化
- 逸脱・CAPA などの品質ワークフロー
MAESTRO IMS — 在庫管理
複数拠点のネットワークを前提に設計された在庫管理。リアルタイムの在庫可視化、発注点の最適化、GS1 バーコード対応を備えています。
- 拠点をまたぐリアルタイム在庫可視化
- GS1 バーコード / スキャン運用
- 有効期限・ロット・使用期限の管理
MAESTRO Biobank — 検体管理
採取から保管、払い出し、品質管理まで。トランスレーショナルリサーチに必要な検体のトレーサビリティを確保します。
- 保管場所(フリーザー・ラック・ボックス)までの追跡
- Chain of custody(管理の連続性)の記録
- 臨床データとの紐付けを同一基盤上で実現
Bioinformatics — 解析基盤・受託開発
再現性のあるマルチオミクス解析パイプライン、解析プラットフォーム、AI モデルを、科学的・規制的な基準に沿って構築し、実運用に載せます。
- 再現性を担保したマルチオミクス解析パイプライン
- 解析結果を研究データと同じ基盤で管理
- 本番運用を前提としたスケーラブルな設計
共通基盤 — 統合データ層・AI コア・セキュリティ
すべてのモジュールが共有する土台です。ここが共通だからこそ、二重入力がなくなり、AI が横断的に機能します。
- AI による文書分類・メタデータ抽出・異常検知
- 多要素認証、SSO(Azure AD / Entra ID)、役割ベースのアクセス制御
- 追記のみの監査ログ、TLS 1.3 / AES-256 による暗号化
- 日本語を含む10以上の言語に対応した多言語インターフェース
つなぎ作業の時間を、研究に返す。
私たちは机上の理想から製品をつくったのではありません。パンデミック下の国際試験を実際に運営した経験が、設計の出発点になっています。
“私たちは臨床と研究の現場にいた科学者です。何年も同じ壁にぶつかってきました。ツールが分かれているせいで、データが分断される。技術的な理由ではなく、ビジネスモデルの都合で。だから、自分たちで統合されたエコシステムをつくることにしました。”
お答えします。
はい。MAESTRO は多言語対応のプラットフォームで、現在10以上の言語に対応しており、日本語もそのひとつです。対応言語は継続的に追加しています。国内の担当者は日本語で、海外の共同研究者はそれぞれの言語で、同じデータ・同じ画面構成のままご利用いただけます。専門用語や帳票表現の調整についても、導入時にご相談を承ります。
はい。MAESTRO はクラウド非依存で設計されており、AWS、Azure、GCP、Oracle、IBM などのクラウド、またはオンプレミス環境に導入できます。リージョンはお客様がお選びいただけるため、東京リージョンでの稼働も可能です。データ主権の要件が厳しい場合は、専用インスタンスでのご提供にも対応します。
ICH E6(R3) を踏まえた設計、21 CFR Part 11 に対応した電子記録・電子署名の仕組み、改ざん不可能な監査証跡を備えており、GAMP 5 に沿ったバリデーションパッケージ(IQ / OQ / PQ)をご提供しています。なお、日本の GCP 省令への適合性は、システム単体ではなく貴社の手順書・運用と合わせた評価が必要です。その評価のための文書もご用意しています。
はい。Excel、CSV、SharePoint、および既存の業務システムからの検証済みデータ移行は、導入作業に含まれています。白紙の状態からではなく、現在のデータが整理・索引付けされた状態から運用を開始できます。
いいえ。最も負担の大きい業務のモジュールから始めていただけます。バージョン管理された REST API(v1)とコネクタを備えているため、当面併存させる既存システムとの連携も可能です。
はい。むしろ統合されていることの価値が大きいのは、専任のシステム担当者を置けない組織です。複数ベンダーの製品を個別に契約し連携させる場合と比べ、導入・運用の負担を大きく抑えられます。アカデミア、バイオテック、CRO、医療機関の研究部門での利用を想定して設計しています。
対象範囲と既存データの状態によって変わります。まずは30分のデモで現状を伺い、現実的なスケジュールと段階的な導入計画をご提示します。
貴社の研究オペレーションで、何が変わるか。
30分のオンラインデモをご予約ください。スライドではなく、実際の画面で、貴社の試験・検体・文書の運用に近い設定をご覧いただきます。会場ブースでのご案内をご希望の場合も、こちらからご連絡ください。
- 30分のオンラインデモ
- スライドなし・ご契約の義務はありません
- 貴社の運用に合わせてご説明します
デモのご予約
ご希望の日時とご連絡先をご入力ください。1営業日以内に、確認のご連絡とカレンダー招待をお送りいたします。

